がん放射線治療とPET
がんの放射線治療の情報とPETについてのページです。
放射性物質、また迷子?
実験用の放射性物質が、輸送途中で行方不明になってしまいました。
国内で輸送中の放射性物質の紛失は前例がないということです。

放射性物質は24日、千葉県市原市の「日本アイソトープ協会」から、
京都府南丹市の研究機関あてに発送されたもの。
大阪空港まで航空輸送され、25日未明、大阪府豊中市の営業所で
下請け業者に配送を依頼した後、行方不明になってしまいました。
無くなったのは「リン32」という放射性物質(液体)1mlで、
プラスチック容器(直径5.5cm、高さ8cm)を、発泡スチロール製容器と
段ボール箱で包み、放射性同位元素が入っていることを示すマークが
張ってありました。

放射能量は37MBq(メガベクレル)で、半減期は14.2日。
段ボール箱表面の放射線は、自然放射線程度ということですが、
飲み込んだ場合は88.8mSv(ミリシーベルト)被曝する可能性があり、
放射線業務従事者の年間被曝線量限度の50mSvを超えるということです。

今年の4月に、やはり千葉県市原市の「非破壊検査」施設から
「イリジウム」という放射性物質が盗まれ、行方不明になるという
事件がありました。

この事件では、個人的な不満が事件を引き起こしましたが、
今回は誰が何の目的で、リン32を持って行ってしまったのでしょうか?
単に迷子になっているだけであれば良いんですが、これが意図的に
持ち去られたものであると危険ですね。
早く見つけて欲しいと思います。

>>段ボールの外観など、詳しい情報はこちら 日本アイソトープ協会